2017年1月8日日曜日

車に余り興味ない人の 車 購入のポイント

車に余り興味が無い人の 車 購入について。

①新車と中古車と どっちが得?
10年前にザッと計算してみました。
細かい計算は忘れましたが、ランニングコストを踏まえて計算しました。

想定:新車 1500ccクラス、燃費 15km/ℓ、車体価格(本体税抜き):200万円
    中古車 1500ccクラス、燃費 10km/ℓ、車体価格(全込、車検2年):50万円

新車で買って11年 以上 乗れば、中古車を2年毎に乗り潰すより お得になる。
軽自動車の場合(本体価格:150万円として)、9年 以上で 中古より お得になる。
が、品質的に軽自動車の買い替え時期は11年目(10年)となる。
※近年、軽自動車も高価格化になり11年 以上となる。

②ハイブリッド車で元を取るには何年 掛かるか?
ハイブリッド車とガソリン車の差は、ハイブリッド車はガソリン車に比べ、
想定:価格差:33万円 高い、燃費差:5km/ℓ 良い、年間走行距離:9,000km

新車でハイブリッド車を選んだ場合、12年 以上でガソリン車より お得になる。

④その他
バッテリーの替え時:2年~3年
バッテリーのメンテナンス(充電)(余り乗らない車に推奨:1ヶ月毎)
:余り乗らないならアイドリング30分 放置で充電が貯まる。
アイドリング(車を停止させたままエンジン掛けっ放しにする)、
この時、電力を使う物、エアコンや音楽(ライトを付けない)を止めると効果的。
運転では、日中、信号の少ない道路を20~30分ほどドライブすればOK。
距離で言うと20km程度。夜間はライトを点けるので+10~20分する。
出来れば、エアコンや音楽を止めると更に効果的。
信号が多いとブレーキを踏むが、ブレーキランプが電力を大きく使う為、
信号待ちや軽渋滞の場合+10~20分すると良い。

ナビ操作は電力を食う為、注意が必要。
エンジンを掛ける行為でも かなりの電力とガソリンを使う為、
小まめなエンジンのON-OFFはバッテリー上がり、燃費の悪化に繋がるので注意。
因みに、キーを捻ってエンジンを掛ける場合、キーを捻る時間は
長くても10秒未満にして置く事。
30秒も捻り続けるとエンジンを掛ける為のスタータ モータの寿命が
アッと言う間に無くなるよ。

タイヤの買い替え:4年
車検(1~2年毎)の時にタイヤのローテーションをすると寿命が延びる。
ローテーション(右前輪→右後輪、左前輪→左後輪、右後輪→左前輪、
左後輪→右前輪にタイヤを入れ変える事。通常 工賃は3,000円 程度だが、
車検時に頼むとタイヤを取り外す工程がある為、大体はタダでやってくれる。)
タイヤの溝の減りは大体の車が(前輪駆動なので)前輪が早く、後輪が遅い。
タイヤは良~高品質(1本 1万円~1万5千円クラス)を想定している。
(タイヤの場合、品質が良い物 程、寿命が短くなる。)

タイヤの空気圧:標準(運転席のドアの車体に記載)の値より高めにすると
燃費が良くなる。
空気圧のチェックは1ヶ月毎にするのがオススメ。また、遠出前にもチェックしよう。
空気圧が高い=空気が いっぱい入ってる状態なので、タイヤを正面から見た場合、
真ん中が膨らむ=真ん中だけ接地する=真ん中から減る。
その為、ずっと高い空気圧のままだと真ん中ばかり減って、
タイヤの寿命を縮める事になる。
真ん中が凹んでる時は適正値(標準値)にすると良い。
但し、低めはタイヤが高速走行中に破裂してパンクする恐れがある為、注意。
そうでないなら、適正値+0.3にすると良い。
(車体に書いてある適正値が2.2なら2.5)

◎国産車と外車(外国産車)は どっちが良いの?
外車に思い入れが無いなら、断然、国産車です。
理由は簡単。維持費が安いからです。
①外車は国産車と違って修理工場 等で部品の在庫が無い事が多い。
=修理する時に部品が取り寄せになります。=つまり、直ぐに直せないって事です。
これが車が動かない故障だと車無しか、無駄に代車を借りる破目になります。
更に特注部品なので一般的な部品より値段が高いのも痛いです。
②自動車税がライバル国産車より高い。これは外車の排気量が同サイズの
国産車に比べ、排気量が大きいです。
外車にも軽自動車のサイズの物が結構ありますが、それらは排気量が660ccを
超える為、軽自動車には成らず、普通自動車扱いとなり、税金が跳ね上がります。
普通自動車であっても、ざっくり500cc毎に5,000円ずつ自動車税は高くなりますので、
国産車に比べ、1ランク上の排気量の税金になってしまう事が多々、あります。
(これは、税金設定が業と外車に冷遇(特に軽自動車の定義)するようになっていると
私は考えています。)
③自動車保険(任意保険)が高い。
車種によって保険料が若干、変わります。等級が高い人には数千円の差ですが。
等級が低い人には かなり大きい額になります!

保険には等級と言う物があり、保険に加入して1年 保険を使わないと
等級は1つ上がります。使うと2つか3つ位 下がります。
うろ覚えですが、0か1になると保険に加入出来なくなります。
初めて保険に加入するスタート等級は6等級で20等級まで上がります。
等級が高いと割引率が上がって保険が安くなります。

車種で保険の値段が大きく変わるのが車両保険です。
車両保険のある なしでは、アリはナシの倍近く差が出たりしますが、
事故らない保障はありませんので、極力、付けるべきだと思います。

車両保険の値段はダイレクトに車体価格が最大の要因です。
100万円の車を修理するのと、1,000万円の車を修理するのと
どちらが高いですか?って単純な話です。

それと もう一つ、車両保険の値段に影響する要因があります。
それは その車種の事故率です。

200万円の車A、同じく200万円の車Bがあるとして、車体価格は同じでも、
年間事故率(1年間で その車種に乗ってる人の何割が保険を使ったかの指標)だと
Aが少なく、Bが多かったとすると車両保険はAよりもBの方が高くなります。
事故が多い車種に乗る人は事故に遭い易いと言う考えですね。
事故が多い車種は割高設定、事故の少ない車種は割安設定がされます。
この事故率ランクは毎年更新されます。
一つの参考として、若者に人気の車種は割高、中年に人気の車種は
割安の傾向があります。昨今では、高齢者の事故が多いので、
高齢者に人気の車種も割高でしょうね。